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早産児用調製粉乳、人乳強化剤に非劣性

2021年6月7日  JAMA Pediatrics

インドで、早産(在胎34週以下)の超低出生体重新生児123例を対象に、搾母乳の早産児用調整粉乳による強化と市販の人乳強化剤による強化の体重増加効果を無作為化非劣性試験で比較。主要評価項目は、退院または月経後年齢40週までの体重増加とし、非劣性マージンを1日当たり2g/kgとした。 その結果、調整粉乳群と人乳強化剤群で、平均の体重増加に差は認められず(1日当たり15.7g/kg vs. 16.3g/kg、平均差-0.5g/kg、95%CI -1.9-0.7)、95%CIの下限値は、非劣性マージンの範囲内だった。このほか、調整粉乳群の方が人乳強化剤群よりも摂食不耐性(feed intolerance)率が低かった(1000患者日当たり1.4 vs. 6.8、発生率比0.19、95%CI 0.04-0.95)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。...