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双極性障害患者の多くが自己拘束力有する指示書を是認(2021/6/14訂正)

2021年6月10日  専門誌ピックアップ

英国で、自己拘束力を有する事前指示書に対する双極性障害患者の考えとその理由を質的研究で評価。慈善団体Bipolar UKのメーリングリストで質問票を配布し、双極性障害患者565例(男性154例、女性400例、トランスジェンダーまたはその他11例)による自由回答式質問への回答を評価した。 その結果、82%が自己拘束力を有する指示書を是認し、そのうち89%は自己拘束を正当化する重要な理由として、体調不良時に明らかに歪んだ思考や意思決定をするようになるからだと回答した。相反する考えを示す回答(7%)の大部分は、自己拘束を認める指示書の作成と実施に関する計画・実行上の懸念だった。拒否する回答(12%)は、計画・実行上の懸念、体調不良時の思考の妥当性、人権に反する可能性を理由とした。 【訂正】2021年6月14日に以下を訂正しました。 本文中の「身体拘束」は「自己拘束」に訂正しました。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全...