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小児のミニスクレラルレンズ装用は安全で視力も改善

2021年6月12日  専門誌ピックアップ

眼鏡矯正視力不十分、眼表面疾患などの理由でコンタクトレンズクリニックに紹介され、ミニスクレラルデザイン(MSD)のコンタクトレンズ装用に至った18歳未満の患者52例72眼の医療記録(9年間)を用いて、小児患者でのMSDレンズの適応症、装着の実行可能性および安全性を検討した。 その結果、MSDレンズの適応症は29眼が円錐角膜、16眼が眼外傷による角膜瘢痕、25眼が眼表面疾患、2眼が角膜炎後の角膜瘢痕だった。平均裸眼視力は1.20logMAR、MSDレンズでの最高矯正視力と最高眼鏡矯正視力の差は0.55logMARで、統計的有意な改善が見られた。眼表面疾患による紹介患者でも視力の有意な改善が認められた。快適に装着できる1日当たりの平均時間はほとんどの患者で10時間だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...