COVID-19の死亡率はインフルエンザよりはるかに高い

米4施設に新型コロナウイルス感染症（COVID-19）またはインフルエンザのため入院した18歳以上の患者を対象に、両疾患の特徴を比較。インフルエンザは2016-18年の3シーズン、COVID-19は2020年6月19日までのデータを収集した。 その結果、COVID-19入院患者（914例）とインフルエンザ入院患者（1937例）の年齢層がほぼ同じで、それぞれ80％、75％が50歳以上だった。COVID-19で死亡した若年患者では、インフルエンザで死亡した若年患者と比べて基礎疾患との関連性がある割合が低かった。インフルエンザ入院患者の方がCOVID-19入院患者よりも非ヒスパニック系白人が多かった（64％ vs. 37％）。COVID-19の方がICU入室（調整オッズ比15.3、95％CI 11.6-20.3）、人工呼吸器の使用（同15.6、10.7-22.8）、院内死亡（同19.8、12.0-32.7）のオッズが高く、生存退院者の入院期間が7日間長かった。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿...