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植込み型ループレコーダーのAF検出率、体外式より良好

2021年6月14日  Journal of the American Medical Association

虚血性脳卒中患者に用いる12カ月間の植込み型ループレコーダー(LR)と30日間の体外式LRによるAF検出率を無作為化臨床試験で比較(PER DIEM試験)。心房細動(AF)がなく虚血性脳卒中発症後6カ月以内の患者300例(年齢中央値64.1歳、女性40.3%、CHA2DS2-VAScスコア中央値4点の原因不明脳卒中66.3%)を対象とした。 その結果、主要評価項目に規定した無作為化後12カ月以内の2分以上持続する新規AF検出発生率は、植込み型LR群15.3%、体外式LR群4.7%だった(リスク比3.29、95%CI 1.45-7.42、P=0.003)。副次的評価項目8項目中6項目で有意差は見られなかった。虚血性脳卒中再発率は植込み型LR群3.3%、体外式LR群5.3%、脳内出血発生率は0.7%、0.7%、死亡率は2.0%、2.0%、デバイス関連の重篤な有害事象発生率は0.7%、0%だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異な...