緊急開腹手術後の予防的陰圧閉鎖でSSI減

英国のNational Emergency Laparotomy Audit（NELA）データを用いて、緊急開腹手術後の予防的陰圧閉鎖療法と標準的創部ドレッシングによる手術部位感染（SSI）発生率を比較。傾向スコアを用いてマッチングした陰圧閉鎖療法群237例と標準的創部ドレッシング群237例を比較した。 その結果、SSI率は、陰圧閉鎖療法群の方が標準的創部ドレッシング群よりも有意に低かった（16.9％ vs. 33.8％、P＜0.001）。30日間合併症、Clavien-Dindo分類のグレード、術後合併症指標重症度（Comprehensive Complication Index：CCI）、入院期間、再入院率、30日死亡率に群間差はなかった。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。） 記事へのコメント投稿はこちら ...