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アキレス腱付着部症に衝撃波治療併用の効果見られず

2021年6月14日  The Journal of Bone & Joint Surgery

アキレス腱付着部症患者119例を対象に、伸張性収縮(エキセントリック)運動と衝撃波治療の併用による疼痛と機能の改善を3カ月間の単施設二重盲検プラセボ比較無作為化試験で検討。患者をエキセントリック運動+体外衝撃波治療(SWT群)とエキセントリック運動+偽治療群(対照群)に割り付けた。 試験期間中に両群で有意な改善が認められたが、いずれの転帰にも群間差は見られなかった。24週時で、オーストラリア・ビクトリア州スポーツ研究所アキレス腱評価の質問票VISA-Aの平均スコアはSWT群63.2点、対照群62.3点だった(P=0.876)。SWT群の方が失敗率が高かった(38.3% vs. 11.5%、P=0.002)が、再発率は低かった(17.0% vs. 34.6%、P=0.047)。両群ともに合併症は報告されなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認くだ...