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妊娠糖尿病の診断後、食事は改善するも運動は変わらず

2021年6月15日  専門誌ピックアップ

米国で妊娠糖尿病(GDM)の診断または検診を受けた後の女性の食事および運動の変化を縦断的前向きコホート研究データの2次解析で検討。重大な慢性疾患のない妊娠8-13週の妊婦を対象とし、GDM女性72例、非GDM女性1299例で食事の変化、GDM女性84例、非GDM女性1791例で運動の変化を比較した。 その結果、GDM女性では診断前と比較して総エネルギー摂取量(1日当たり-184kcal)および炭水化物摂取量(1日当たり-47.6g)に有意な低下が見られた。非GDM女性ではこの変化は見られなかった。GDM女性の診断後の運動時間に変化は見られなかったが、非GDM女性ではGDM検診後に中等度(1週当たり-19.5分/週)ないし高強度(1週当たり-8.8分)の運動が有意に減少した。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら...