角膜再生医療COMETの長期転帰を報告

日本国内で、眼類天疱瘡、熱化学外傷などの慢性瘢痕性疾患に対して眼瞼癒着解除および結膜円蓋再建を目的に培養口腔粘膜上皮シート移植術（COMET）を施行した患者15例16眼の長期転帰を後ろ向きコホート研究で検討。平均追跡期間は102.1±46.0カ月だった。 その結果、術後5年時の円蓋再建の平均成功率は全体で79.6％、熱化学外傷群で100％、眼類天疱瘡群で53.3％だった（log-rank検定のP＝0.53）。3年時の円蓋再建成功率は、術後24週時の眼瞼癒着・円蓋短縮の再発なし（13眼）で100％、再発あり（3眼）で33.3％（log-rank検定のP＝0.0073）。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。） 記事へのコメント投稿はこちら ...