16カ国69施設で、3回以下の前治療歴がある再発または難治性の多発性骨髄腫患者302例を対象に、カルフィルゾミブ+デキサメタゾンに上乗せするイサツキシマブの効果を前向き無作為化第III相試験で検討した(IKEMA試験)。 intention-to-treat解析の結果、主要評価項目に規定した無増悪生存期間(PFS)中央値はイサツキシマブ併用群で未到達、非併用群19.15カ月だった(ハザード比0.53、99%CI 0.32-0.89、片側のP=0.0007)。グレード3以上の治療下で発現した有害事象(TEAE)発生率は、イサツキシマブ併用群77%、非併用群67%、重篤なTEAEは59%、57%、試験薬中止に至ったTEATは8%、14%、致命的TEATはともに3%だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...
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