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KRAS p.G12C変異肺がんのsotorasib、P2で持続的有効性確認

2021年6月19日  New England Journal of Medicine

標準治療歴があるKRAS p.G12C変異進行非小細胞肺がん(NSCLC)患者126例を対象に、sotorasib経口投与の有効性と安全性を第II相試験単一群で検討。被験者の81.0%が化学療法+免疫療法の併用療法を受けていた。 ベースラインで測定可能病変を認めた124例で有効性を評価した結果、46例(37.1%、95%CI 28.6-46.2)が客観的奏効を得た[完全寛解4例(3.2%)、部分寛解42例(33.9%)]。奏効期間中央値は11.1カ月(95%CI 6.9-評価不能)だった。100例(80.6%、95%CI 72.6-87.2)が病勢制御を得た。無増悪生存期間の中央値は6.8カ月(95%CI 5.1-8.2)、全生存期間中央値は12.5カ月(95%CI 10.0-評価不能)だった。126例中88例(69.8%)に治療を要する有害事象が発生した[グレード3 25例(19.8%)、グレード4 1例(0.8%)]。PD-L1発現、腫瘍の遺伝子変異量、STK11・KEAP1・TP53の同時発生変異に応じて定義した下位集団でも奏効が認められた。 この記事への読者の皆様(医師)から...