英国で、2型糖尿病発症リスクとなる民族別のBMI閾値を住民対象のコホート研究で検討。プライマリケア電子健康記録で特定した18歳以上の患者147万2819例のデータを用いて、白人系の閾値(30kg/m2以上)と同等となる非白人系の閾値を明らかにした。民族性の内訳は、白人系133万3816例、南アジア系7万5956例、黒人系4万9349例、中国系1万934例、アラブ系2764例だった。 中央値6.5年の追跡で、9万7823例(6.6%)が2型糖尿病の診断を受けた。2型糖尿病の年齢および性別調整発症率が白人系と同等となるBMI閾値は、南アジア系23.9、黒人系28.1、中国系26.9、アラブ系26.6だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。