ロボ支援胆嚢摘出、腹腔鏡下胆嚢摘出より合併症率高い

■この記事に対する実名コメント ・この結果だけでロボ＜腹腔鏡とは言えぬ ・ロボットを売りたい企業がある限り 米ニューヨーク州の入院患者データベースStatewide Planning and Research Cooperative System（2009-17）を用いて、ロボット支援胆嚢摘出術の実態および患者転帰を検討。低侵襲胆嚢摘出術29万9306件のうち1118件（0.4％）がロボット手術だった。 その結果、ロボット手術施行患者は腹腔鏡下胆嚢摘出術施行患者より高齢で、手術のために遠方から来院し、公的保険加入者および術前併存疾患を有する患者が多かった。ロボット手術は腹腔鏡手術に比べて、開腹手術への移行（4.9％ vs. 2.8％）、胆管損傷（1.3％ vs. 0.4％）、重大な再建介入（0.6％ vs. 0.1％）、入院期間中央値伸長（3日 vs. 1日）、再入院（7.3％ vs. 4.4％）、12カ月間の術後医療費の増加の可能性がいずれも有意に高かった（いずれもP＜0.01）。 ■この記事に対する読者のコメント 平澤 陽介 東京医科大学透析泌尿器科助教授 拝見させて頂きました。ロ...