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術後の院内治療の必要性予測ツールを開発

2021年6月22日  専門誌ピックアップ

2017年6月から2020年2月の間に腫瘍外科で手術を受けて退院した成人患者の電子健康記録データを用いて、患者が術後2日目以降に院内での介入治療を必要とするかを予測する数種のモデルを開発し、その性能を概念実証研究で検証。予定外の再手術、放射線学的介入、抗菌薬静脈内投与を院内介入治療と定義した。 各モデルの訓練に手術1174件を用いた。計847例(50.5%)が術後入院期間中に介入治療を要した。最も性能が高かったのはランダムフォレストモデルで、受信者動作特性曲線下面積は0.88(95%CI 0.83-0.93)、感度は79.1%(0.67-0.92)、特異度は80.0%(0.73-0.87)、陽性適中率は57.6%(0.45-0.70)、陰性適中率は91.7%(0.87-0.97)だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメン...