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6-16歳の精神疾患推定有病率17.5%、中国

2021年6月25日  専門誌ピックアップ

中国で6-16歳の就学児および思春期児を対象に、2段階の精神疾患点有病率調査を実施。第1段階で7万3992例を選別し、第2段階では、1万7524例で精神疾患を診断した。社会人口統計学的因子による下位集団および全体で有病率を推定し、Rao-Scott修正カイ二乗検定で群間差の有無を判定した。 その結果、全体の精神疾患有病率は、17.5%(95%CI 17.2-18.0)だった。男女間(χ2=223.0、P<0.001)、年齢群間(6-11歳 vs. 12-16歳、χ2=18.6、P<0.001)、および先進地域と発展途上地域の間(χ2=2129.6、P<0.001)で精神疾患有病率の統計学的有意差が認められたが、田舎と都市の間では差がなかった(χ2=1.4、P=0.239)。精神疾患有病率は、男児では年齢増加に伴い低下したが、女児では年連増加に伴い上昇した。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるもので...