児のアレルギーに関連する妊娠女性の食事指数を開発

米コロラド州で実施した母子ペアの出生前コホートHealthy Start試験のデータを用いて、児のアレルギー性疾患との関連を示す妊娠中の母親の食事指数（maternal diet index）を開発。妊娠中の食事データと児の4歳までのアレルギー診断データから食事指数を作成し、検証用データで指数の有用性を検証した。 食事指数には、野菜、ヨーグルト、フライドポテト、米または穀物、赤身肉、果汁100％のジュースおよびコールドシリアルの摂取の加重測定値が含まれた。野菜およびヨーグルトにアレルギー性疾患予防が、その他の要素に疾患の増加との関連が認められた。食事指数1単位増加に、食物アレルギー（オッズ比0.84、CI 0.66-1.08）を除き、アレルギー性鼻炎（同0.82、0.72-0.94）、アトピー性皮膚炎（同0.77、0.69-0.86）、喘息（同0.84、0.74-0.96）および喘鳴（同0.80、0.71-0.90）のオッズ低下との有意な関連が認められた。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投...