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多椎間の腰椎固定で股関節裂隙の狭小化が増大

2021年7月1日  The Journal of Bone & Joint Surgery

京都大学で2011-18年に腰椎固定術を施行した患者205例(股関節410個)を対象に、股関節裂隙の狭小化関連因子を後ろ向きレビューで検討した。 その結果、全例の股関節裂隙狭小化の速度は0.114±0.168mm/年だった。1椎間固定当たりの狭小化速度は0.062±0.087mm/年、7椎間以上の固定では狭小化速度が0.307±0.254mm/年となった。多変量回帰分析では、固定の長さのみに狭小化速度増加との関連が認められた(標準化係数0.374、P<0.0001)。狭小化速度を身長で正規化すると、女性が狭小化進行の別の危険因子だった(同0.109、P=0.023)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...