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直腸クラミジア、ドキシサイクリンが優越性示す

2021年7月1日  New England Journal of Medicine

オーストラリア国内の性専門クリニック5施設で、無症候性直腸クラミジアに感染した同性愛男性625例を対象に、ドキシサイクリン(100mg、1日2回、7日間投与)とアジスロマイシン(1g、単回投与)の有効性を二重盲検試験で比較した。 その結果、ドキシサイクリン群290例中281例(96.9%)、アジスロマイシン群297例中227例(76.4%)に主要評価項目の微生物学的治癒が認められた(調整後のリスク差19.9%ポイント、95%CI 14.6-25.3、P<0.001)。ドキシサイクリン群98例(33.8%)、アジスロマイシン群134例(45.1%)に悪心、下痢、嘔吐などの有害事象が報告された(リスク差-11.3%ポイント、同-19.5--3.2)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...