スウェーデン全国コホートMultiple-GenerationRegister(男性136万例、女性132万例)のデータを用いて、心血管疾患イベント発症リスクおよび死亡リスクと出生順位および同胞数との関連性を検討した。 その結果、同胞のいない男性と比べると、1-2人の同胞がいる男性で心血管イベント発生リスクが低く、4人以上の同胞がいる男性では高かった。同胞のいない男性と比べると、複数の同胞のいる男性の総死亡リスクが低く、3人以上の同胞がいる男性の冠動脈イベント発生リスクが高かった。女性では、同胞のいない女性と比べると、3人以上の同胞がいる女性の心血管イベントの発生リスクが高く、2人以上の同胞がいる女性で冠動脈イベント発生リスクが高かった。完全調整後の総死亡リスクは、1人以上の同胞がいる女性で低かった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) ...
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