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扁桃周囲膿瘍の膿瘍扁桃摘出は安全かつ有効

2021年7月5日  The Laryngoscope

ドイツで2014-17年に外科治療を受けた扁桃周囲膿瘍(PTA)患者584例を対象に、膿瘍扁桃摘出術(ATE)の施行状況と2015年のガイドライン改定による臨床診療への影響を後ろ向き解析で検討した。 その結果、対側扁桃摘出(TE)を伴うATE施行率は40.4%、片側ATE施行率は38.5%だった。平均手術時間は片側ATEの方が有意に短かった。術後出血発生率は、対側TEを伴うATEよりも片側ATE後の方が低い傾向にあった。術後出血により外科的介入を要したATE施行患者の割合は1%未満だった。ガイドライン改定後に片側ATEおよび切開+ドレナージ(ID)の実施率が増加した。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...