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妊婦の抗てんかん薬使用、児の認知能力との関連見られず

2021年7月6日  JAMA Neurology

てんかんのある女性から出生した児292例と健康な女性から出生した児90例を対象に、妊娠第3期の抗てんかん薬への曝露と2歳時の認知能力との関連を前向き観察試験で検討(MONEAD試験)。ベイリー乳幼児発達検査第3版(BSID-III:言語、運動、認知、社会・情動、全般的適応の5領域)を用いて評価した。 その結果、てんかん女性の児と健康な女性の児で、主要評価項目のBSID-III言語領域スコアに差はなく(-0.5点、95%CI -4.1-3.2)、他の4領域のスコアにも差はなかった。ほとんどのてんかん女性がラモトリギンまたはレベチラセタムを服用していた。てんかん女性の児の抗てんかん薬への曝露にBSID-III言語領域スコアとの関連は認められなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...