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転移性RCCにレンバチニブ+ペムブロリズマブが有望

2021年7月6日  The Lancet Oncology

固形がんに用いるレンバチニブとペムブロリズマブの併用療法の有効性と安全性を検討した非盲検第Ib/II相試験を実施(111/KEYNOTE-146試験)。転移性腎細胞がん(RCC)コホート(対象145例)の結果を報告した。 その結果、腫瘍免疫療法の効果判定基準(immune-related RECIST)で評価した24週時の客観的奏効率は、未治療患者72.7%(22例中16例)、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)治療歴のない既治療患者41.2%(17例中7例)、ICI治療歴のある患者55.8%(104例中58例)だった。有効性分析から除外した2例を含む全145例のうち36例(25%)に治療関連の重篤な有害事象が発生し、3例(上部消化管出血、突然死、肺炎)に治療関連死が認められた。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿は...