血清マグネシウム(Mg)濃度と脳動脈瘤リスクの遺伝的関連性をメンデル無作為化解析で検討。ヨーロッパ系集団2万3829例のゲノムワイド関連解析で血清Mg濃度との強い相関性が示された5つの一塩基多型を操作変数とし、7万9429例(症例7495例、対照7万1934例)を対象としたゲノムワイド関連解析で脳動脈瘤との遺伝的関連性を推測した。 その結果、遺伝学的に予測された血清Mg濃度が高いほど脳動脈瘤リスクが低かった。遺伝学的に予測された血清Mg濃度が0.1 mmol/L増加した場合のオッズ比は、脳動脈瘤(未破裂および破裂)で0.66(95%CI 0.49-0.91)、未破裂脳動脈瘤で0.57(同0.30-1.06)、動脈瘤性くも膜下出血で0.67(同0.48-0.92)だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...
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