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研修医の燃え尽き症候群にプロ意識の目標未達が関連

2021年7月9日  専門誌ピックアップ

2019年の米国家庭医学認定委員会の初回認定試験に登録した家庭医学レジデント2509人を対象に、自己報告の燃え尽き症候群と重要な研修目標達成状況の関連を検討した。 その結果、燃え尽き症候群有病率は36.8%だった。多変量回帰モデルでの解析で、燃え尽き症候群と4つのプロフェッショナリズムに関する研修目標のうちの「医療実践および説明責任」の達成失敗(オッズ比1.41、95%CI 1.07-1.87)のみに相関が見られたが、研修医の達成度を評価するin-training examination(ITE)スコアの最低四分位群との統計的有意な関連は認められなかった。燃え尽き症候群と負の関連を示す他の因子に、国際医学教育(同0.60、0.48-0.76)および住居費と比較した高給与(同0.62、0.46-0.82)があった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認く...