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ロボット支援下手術、既存手術に対する優位性見られず

2021年7月10日  Annals of Internal Medicine

成人を対象としたロボット支援下腹骨盤腔手術の根拠の質と転帰を系統的レビューで腹腔鏡下手術や開腹手術と比較。PubMed、EMBASE、ScopusおよびCochrane Central Register of Controlled Trialsで2021年4月までのデータを検索した。 その結果、無作為化比較対照試験計50報(患者計4898例)を対象とした。術後合併症規準CD分類による合併症発生率を報告した39報のうち、4報(10%)ではロボット支援下手術の方が合併症が少なかった。大多数の試験では、術中合併症、開腹移行率、長期転帰に差がなかった。全体で、ロボット支援手術は腹腔鏡下手術よりも手術時間が長かったが、開腹手術と比較すると明らかな差は見られなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...