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高リスク者のACL再建にALSA併用が有益

2021年7月11日  The Journal of Bone & Joint Surgery

活動的で臨床的失敗リスクの高い慢性期前十字靭帯損傷成人患者120例を対象に、前十字靭帯(ACL)再建術への前外側構成体補強術(ALSA)追加による臨床転帰改善効果を無作為化試験で検討。患者を2年超追跡し、114例(男性95例、平均年齢:ACL再建単独群30.1±6.7歳、ALSA併用群30.1±6.4歳)を解析対象とした。 その結果、臨床的失敗率はACL再建単独群20.4%、ALSA併用群3.3%だった(差17.1%、P=0.007)。ALSA併用群はACL再建単独群に比べて、受傷前と同水準のスポーツへの復帰率(48.3% vs. 27.8%、差20.5%、P=0.024)および競技水準への復帰率(63.3% vs. 42.6%、差22.3%、P=0.027)が有意に高かった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこ...