40-69歳の健康な成人被験者433人(男性234人、女性199人)を対象に、肥満関連因子と逆流性のびらん性食道炎(reflux erosive esophagitis)の関連性を検討した。 その結果、びらん性食道炎を呈する被験者では内臓脂肪面積が大きかった(116.6cm2 vs. 64.9cm2)。びらん性食道炎の有病率は内臓脂肪型肥満の被験者で高かった(61.2% vs. 12.8%)。多変量解析で、内臓脂肪面積がびらん性食道炎発生の危険因子だということが示された(オッズ比2.18)。このほかにびらん性食道炎発生との独立の関連が見られたのは、毎日の飲酒(同1.54)、開放型の胃粘膜萎縮(同0.29)、喫煙歴なし(同0.49)だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...
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