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妊婦の慢性蕁麻疹、経過と悪化の危険因子を調査

2021年7月14日  Allergy

過去3年以内に妊娠歴のある13カ国の慢性蕁麻疹患者288例を対象に、疾患の経過と妊娠が所見に及ぼす影響を国際共同研究で検討(PREG-CU UCARE study)。47項目の患者記入質問票を介してデータを収集した。 その結果、患者が評価した妊娠中の慢性蕁麻疹の経過は、改善51.1%、悪化28.9%、不変20.0%だった。悪化が最も多く報告された時期は妊娠第3期(27.6%)と妊娠第1期(22.8%)だった。軽症、妊娠前に血管浮腫がない、治療を受けていない、慢性刺激誘発型蕁麻疹(Chronic Inducible Urticaria:CIndU)、前回の妊娠中に疾患の悪化を経験していることなどがあった。出産後の疾患活動性は不変43.8%、悪化37.4%、改善18.1%だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこち...