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前立腺がん検出でMRI標的生検併用が非劣性示す

2021年7月14日  New England Journal of Medicine

前立腺がん検診で標準生検にMRI標的生検を併用した場合の効果を非劣性試験で検討。前立腺特異抗原(PSA)値が3ng/mL以上の50-74歳の男性1532例を標準生検群(603例)と実験的生検群(MRIで前立腺がんが示唆された場合に標的生検と標準生検を実施、929例)に割り付けた。主要評価項目は、intention-to-treat集団で評価した臨床的に重要ながん(グリーソンスコア7点以上)の診断率とした。 その結果、臨床的に重要ながんの診断率は、実験的生検群192例(21%)、標準的生検群106例(18%)だった(差3%ポイント、95%CI -1-7、非劣性のP<0.001)。臨床的に重要でないがんの割合は、実験的生検群の方が標準的生検群よりも低かった(4% vs. 12%、差-8%ポイント、95%CI -11--5)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームを...