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米HIV患者の死亡率が約20年間で大幅に改善

2021年7月15日  Annals of Internal Medicine

米国で、HIV治療を開始した患者の経時的な変化をコホート観察研究で検討。NA-ACCORD(North American AIDS Cohort Collaboration on Research and Design)に参加する13施設で、1999-2017年にHIV治療を開始した成人8万2766例と暦時間、年齢、性別、人種/民族、居住郡でマッチングした一般集団を比較した。 HIV治療を開始した患者群の5年間の総死亡率は10.6%、一般集団の死亡率は2.9%で、差が7.7%ポイントだった(95%CI 7.4-7.9)。この差は、1999-2004年に治療を開始した患者群の11.1%ポイントから、2011-2017年に治療を開始した患者群の2.7%ポイントに経時的に縮小した。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこち...