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禁煙補助薬シチシン、バレニクリンに非劣性示せず

2021年7月16日  Journal of the American Medical Association

オーストラリアで、毎日喫煙し禁煙の意思がある成人を対象に、禁煙補助薬シチシンのバレニクリンに対する非劣性を検証する非盲検無作為化試験を実施。主要評価項目は、7カ月時の6カ月間継続禁煙率とした(非劣性マージン5%、片側有意水準0.025)。 1452例(平均年齢42.9歳、女性51.1%)を無作為化し、1108例(76.3%)が試験を完遂した。7カ月時に呼気CO濃度で確認した6カ月間継続禁煙率は、シチシン群11.7%、バレニクリン群13.3%だった(リスク差-1.62%、片側97.5%CI -5.02-∞、非劣性のP=0.03)。自己報告による有害事象は、シチシン群(997件482例)の方がバレニクリン群(1206件510例)よりも発生頻度が低く、発生率比は0.88(95%CI 0.81-0.95、P=0.002)だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームを...