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COVID-19無症状者検出に大規模迅速検査が有効

2021年7月17日  British Medical Journal

無症状の一般集団に対するSARS-CoV-2抗原の迅速ラテラルフロー検査(LFT)の精度をポリメラーゼ連鎖反応(RT-qPCR)検査と比較。英リバプールで2020年11月6日-29日の間に48の検査施設を自発的に受診した無症状の成人5869例(18歳以上)を組み入れ、LFTとRT-qPCRを実施した。 LFTはRT-qPCRと比較して、感度40.0%(95%CI 28.5-52.4%)、特異度99.9%(同99.8-99.99%)、陽性適中率90.3%(同74.2-98.0%)、陰性適中率99.2%(同99.0-99.4%)を示した。RT-qPCRサイクル閾値(Ct)が18.3未満(ウイルス負荷>106 RNAコピー/mL)の参加者の感度は90.9%(95%CI 58.7-99.8%)、Ctが24.4未満(>104 RNAコピー/mL)では69.4%(同51.9-83.7%)、Ctが24.4超(<104 RNAコピー/mL)では9.7%(同1.9-23.7%)だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿にな...