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COVID-19流行初期の燃え尽き率、研修医と指導医で同等

2021年7月17日  専門誌ピックアップ

COVID-19流行中の2020年4月24日から5月15日の間に、米ニューヨーク州の大学病院1施設のレジデント、フェローおよび指導医を対象にメンタルヘルスに関する調査を実施。うつ病、自殺念慮、燃え尽き症候群の発生および関連因子を横断研究で検討した。 225人が調査を完了した(回答率16.3%)。有病率はうつ病6.2%、自殺念慮6.6%、燃え尽き症候群19.6%だった。うつ病、自殺念慮および燃え尽き症候群はいずれもうつ病または不安の既往歴およびオンコールの頻度と関連を示し、自殺念慮および燃え尽き症候群には年齢の若さとの関連も認められた。指導医とレジデントで、うつ病、自殺念慮および燃え尽き症候群の有病率に差はなかった。女性医師の方が男性医師よりも、ワーク・ライフ・バランスが不良で、燃え尽き症候群の有病率が高かった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認くだ...