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COVID-19入院患児の4分の1に長期後遺症

2021年7月18日  専門誌ピックアップ

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)入院歴がある小児(18歳以下、年齢中央値10.4歳、女児52.1%)の長期後遺症と危険因子を国際重症急性呼吸器・新興感染症コンソーシアム(ISARIC)追跡調査による前向きコホート研究で評価。2020年4月2日から8月26日の間に入院した小児518例に電話インタビューで追跡調査した。 退院後の経過観察期間中央値は256日だった。追跡調査インタビュー時に126例(24.3%)が持続症状を訴え、主な症状は疲労(53例、10.7%)、睡眠障害(36例、6.9%)、感覚障害(29例、5.6%)だった。44例(8.4%)は複数の症状を呈していた。症状持続の危険因子は、年長「6-11歳」児(オッズ比2.74、95%CI 1.37-5.75)、年長「12-18歳」児(同2.68、1.41-5.4)、アレルギー疾患の既往(同1.67、1.04-2.67)だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なりま...