calcifediol、閉経女性のビタミンD欠乏を早期に改善
ビタミンD欠乏症の閉経後女性303例を対象に、カルシトリオールの前駆体calcifediolのビタミンD値改善効果をコレカルシフェロールと比較した1年間の第III/IV相二重盲検無作為化試験の中間解析結果が報告された。患者を12カ月間のcalcifediol投与、4カ月間 のcalcifediol投与+8カ月間のプラセボ投与、12 カ月間のコレカルシフェロール投与に割り付けた。 その結果、4カ月時、calcifediol投与患者の35.0%、コレカルシフェロール投与患者の8.2%で血清中25-ヒドロキシビタミンD[25(OH)D]値が30ng/mLを超えた(P<0.0001)。両薬剤間で血清中25(OH)D値の平均変化量に最も顕著な差が認められたのは、投与1カ月後だった(変化量の平均±標準偏差:calcifediol 9.7±6.7ng/mL、コレカルシフェロール5.1±3.5ng/mL)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なり...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。