1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. コンピュータ支援でTHA後の脱臼修復率低下

コンピュータ支援でTHA後の脱臼修復率低下

2021年7月21日  The Journal of Bone & Joint Surgery

2009-19年のオーストラリア整形外科協会全国関節置換登録(AOANJRR)データを用いて、コンピュータ支援による初回人工股関節全置換術(THA)後の修復率改善効果を評価した。 変形性関節症に対する初回THA 6912件にコンピュータ支援技術が用いられ、使用率は2009年の1.9%から2019年の4.4%に上昇した。術後の修復発生率は、コンピュータ支援使用THAと非使用THA間で差はなかった。脱臼の修復率はコンピュータ支援使用THAの方が低かった。10年時の累積脱臼修復率は、コンピュータ支援使用THAで0.4%、非使用THAで0.8%だった(年齢、性別、骨頭径で調整後のハザード比0.46、95%CI 0.29-0.74、P=0.002)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら...