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子宮内膜がん、MIS後の再発関連因子に摘出子宮重量

2021年2月14日  専門誌ピックアップ

カナダの医療センター8施設で低侵襲手術(MIS)を施行した高悪性度子宮内膜がん(HGEC)患者758例を対象に、再発リスク上昇の関連因子を後ろ向きコホート研究で評価。推定子宮体積および重量に対する第三四分位数を算出した。 追跡期間中央値30.5カ月で、157例(20.71%)に再発が認められた(腹腔内の再発92例、腹腔外の再発60例)。単変量解析で、子宮筋層への浸潤、リンパ管浸潤、病期、子宮体積および重量が第三四分位数以上および化学療法で腹腔内再発リスク上昇との関連が認められた。多変量解析では、病期および摘出検体重量の第三四分位数以上のみに有意なリスク上昇との関連が認められた(オッズ比2.207、CI 1.123-4.337)。子宮体積および重量に腹腔外再発のリスク上昇との関連が見られなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事への...