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HPV遺伝子型と細胞診でCIN2病変進行を予測

2021年7月30日  専門誌ピックアップ

保存的管理中の子宮頸部中等度異形成(CIN2)がある患者291例を対象に、病変進行予測に対するヒトパピローマウイルス(HPV)遺伝子型決定および細胞診の役割を検討。完全退縮、部分退縮、CIN2残存およびCIN3への進行を最終転帰と定義した。 214例(73.5%)に退縮、43例(14.8%)にCIN2持続、34例(11.7%)にCIN3への進行が確認された。多変量解析で、HPV-16型感染(オッズ比1.97、95%CI 1.13-3.43)および高度扁平上皮内病変(HSIL)の細胞診所見(同3.46、1.99-6.02)でCIN2病変の持続または進行(CIN2+)のリスクが有意に高かった。HPV陰性例では、いずれも病変の退縮が見られた(P<0.001)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら...