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45歳以上は紫外線B波曝露量低いと大腸がんリスク上昇

2021年8月2日  専門誌ピックアップ

慢性的なビタミンD欠乏によってがんリスクを高める持続的な分子変化が生じることから、加齢に伴い紫外線B波(UVB)曝露量と大腸がんの間に逆相関が見られると仮定。国別のUVB推定値とさまざまな年齢層の大腸がん粗発生率を検討する生態学的研究を実施した。 その結果、国別のUVB曝露量と大腸がん粗発症率の逆相関は、高齢群で強かった。共変量(都市化、皮膚色素沈着、喫煙、動物肉の摂取量、1人当たりの国内総生産、平均余命)で調整した多重線形回帰モデルでは、大腸がん粗発症率とUVB曝露量の逆相関は45歳以上の年齢群で統計的に有意だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら...