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閉経後不正出血の女性、肥満で子宮内膜がんリスク1.57倍

2021年8月4日  専門誌ピックアップ

2002-13年の閉経後不正出血がある中国人女性コホート(4164例)を対象に、肥満(BMI 25以上)と子宮内膜がんリスクとの関連を検討。全例に既往歴調査、身体測定、BMI測定、経膣骨盤内超音波検査、子宮内膜採取、また必要に応じて追加検査を実施した。 その結果、868例(20.8%)が過体重(BMI 23-24.9)、1611例(38.7%)が肥満(BMI 25以上)で、162例(3.9%)が子宮内膜がんだった。子宮内膜がん有病率はBMIの分類と相関を示した(P<0.001)。多変量解析で、BMI 25以上は25未満に比べて、子宮内膜がんリスク1.57倍と独立して関連した(95%CI 1.13-2.20、P=0.008)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら...