1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 重度弱視患児、眼帯療法+アトロピンで視力改善

重度弱視患児、眼帯療法+アトロピンで視力改善

2021年8月6日  JAMA Ophthalmology

3-12歳の重度弱視患児108例(平均年齢5.2歳、女児50%、試験開始時の平均弱視眼視力0.95logMAR)を対象に、アトロピン+眼帯療法併用(CAPT)と眼帯療法単独の有効性を単施設無作為化臨床試験で比較。主要評価項目は、試験開始時から6カ月後までの弱視眼視力変化量とした。 その結果、主要評価項目は、CAPT群0.72logMAR、眼帯療法単独群0.58logMARだった(差0.14logMAR、95%CI 0.05-0.22logMAR、P=0.002)。3カ月時の評価でも弱視眼視力の改善度はCAPT群の方が高かった(平均値の差0.13logMAR、0.04-0.22logMAR、P=0.004)。有害事象で試験を中止した患児はいなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら...