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TKA後のPJI、化膿性関節炎既往で増加

2021年8月12日  The Journal of Bone & Joint Surgery

自己膝関節に化膿性関節炎の既往歴がある患者の初回人工膝関節全置換術(TKA)215例(平均年齢63歳、平均BMI 30)の術後転帰を症例対照研究で検討。平均追跡期間は9年だった。 年齢、性別、BMI、手術施行年でマッチさせた、TKAを施行した変形性関節症患者と比較した結果、10年時の人工関節周囲感染症(PJI)がない生存率は化膿性関節炎群90%、変形性関節症群99%(ハザード比6.1、P<0.01)、無菌性再置換術なしの生存率は83%、93%(同2.5、P<0.01)、再手術がない生存率は61%、84%(同2.9、P<0.01)だった。術前および術後2年時のKnee Society Scoreは両群ともほぼ同じだった(P=0.16、0.19)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら...