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大腸内視鏡検査後に生活習慣がやや改善

2021年8月14日  専門誌ピックアップ

米国の看護師健康調査IおよびII、医療従事者追跡調査の参加者を対象に、大腸内視鏡検診実施後の生活習慣の変化を前向き試験で検討。検診、生活習慣因子(喫煙、身体活動、アスピリンや非ステロイド性抗炎症薬の定期的使用、体重、8つの食事因子)、健康的な生活習慣の遵守度(喫煙、飲酒、体重、運動、食事の5因子で評価)に関する情報を2-4年ごとに入手した。 時期および年齢でマッチさせた初回内視鏡検診受診の報告者と非報告者7万6303組を比較した結果、内視鏡検診で健康的な生活習慣の遵守率が上昇した(オッズ比1.09、95%CI 1.04-1.16)。この関連性は検診結果の重症度に伴い強くなり、健康的な生活習慣遵守のオッズ比は、陰性1.09(95%CI 1.03-1.15)、低リスクポリープ1.19(同1.07-1.33)、高リスクポリープ1.42(同1.14-1.77)、大腸がん1.55(同1.17-2.05)だった。個々の生活習慣因子および食事にはわずかな変化が見られた。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿...