経口抗凝固薬を1年以上使用している患者と対照群を対象に、骨密度と骨微細構造を横断観察研究で検討。被験者を使用した抗凝固薬の種類によって直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)とワルファリンに分類し、比較した。 その結果、対照群(50例)42%、DOAC群(50例)50%、ワルファリン群(50例)66%が低骨量と診断された(P=0.012)。ロジスティック回帰分析で、骨密度に、BMI(オッズ比0.846、95%CI 0.763-0.926、P=0.001)、クレアチニン値(同0.024、0.001-0.434、P=0.017)および海綿骨スコア(同17.777点、4.526-96.903、P=0.000)との関連が認められた。平均海綿骨スコアは、対照群、DOAC群、ワルファリン群の順で高かった(それぞれ1.328±0.112点、1.264±0.138点、1.203±0.112点、P<0.001)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なりま...
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