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幼児のUTI診断、中間尿検体のみでは誤診リスク高い

2021年8月18日  The Journal of Urology

2歳未満の尿路感染症(UTI)疑い患児223例を対象に、中間尿採取法(CCU)と恥骨上膀胱穿刺(SPA)で採取した尿検体のUTI診断精度を比較。CCUとSPAによる尿検体採取を同日に実施した。尿試験紙検査とともに、SPAではすべての増殖を有意とみなし、CCIでは104および105CFU/mlの閾値で2回検査した。 その結果、104CFU/mL以上を閾値とした場合、CCU検体単独によるUTI診断の誤診発生率は16.6%で、閾値を105CFU/mL以上にすると24.6%だった。尿試験紙検査で白血球エステラーゼを評価すると、CCU検体使用時の感度は94.7%、特異度は14.4%、SPA検体使用時では78.9%、82.2%となり、大きな差が見られた。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら...