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加齢に伴う眼の屈折異常の危険因子を特定

2021年8月20日  専門誌ピックアップ

ドイツで35-74歳の男女1万175例の右眼1万175眼を対象に、有水晶体眼の屈折異常の変化と危険因子を集団ベースコホート研究で検討した(Gutenberg Health Study)。 その結果、5年間の追跡で年齢に伴う屈折異常の変化が認められ、等価球面度数(SE)の変化量は35-44歳群で-0.12D、45-54歳群で0.25D、55-64群歳で0.25D、65-74歳群で0.12Dだった。喫煙者で遠視化が見られたが(オッズ比1.31、P<0.001)、ベースラインのSE(1D当たりオッズ比0.89、P<0.001)および女性(オッズ比1.49、P<0.001)に近視化との関連が見られた。学歴、職業、その他の心血管パラメーターには屈折異常の変化との関連はなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら...