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腎性貧血のクエン酸第2鉄、増量でも安全で有効

2021年8月22日  専門誌ピックアップ

鉄欠乏性貧血を伴う非透析依存性慢性腎臓病(NDD-CKD)患者205例を対象に、クエン酸第二鉄の投与量別の有効性および安全性を第IV相無作為化非盲検多施設試験で比較。患者をクエン酸第2鉄1g錠の1回1錠1日3回投与(1日3回群、1日当たり3g、推奨開始投与用量)と1回2錠1日2回投与(1日2回群、同4g)に無作為に割り付けた法。12週時にヘモグロビン(Hb)値が0.5g/dL未満に増加または10g/dL未満だった患者には、投与量を各群それぞれ1回2錠(1日当たり6g)、1回3錠(同6g)に増量した。 その結果、主要評価項目とした24週時のHb値のベースラインからの平均変化量は1日3回群0.77g/dL、1日2回群0.70g/dLだった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら...