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非免疫性胎児水腫の診断は遺伝子パネルよりエクソーム解析

2021年8月23日  American Journal of Obstetrics and Gynecology

非免疫性胎児水腫(NIHF)の胎児127例を対象に、エクソーム解析によるターゲット遺伝子パネルによる出生前診断収率をNIHFコホート研究の2次分析で比較した。 その結果、エクソーム解析では、29種の遺伝子に関して、127例中37例(29%)から病原性変異または病原性の可能性が高い変異が特定された。3種類のターゲット遺伝子パネルを用いた場合、遺伝子29種中13-15種(45-52%)の配列が決定され、病原性変異が19-24例(51-62%)で検出されることが推定された。診断収率は、エクソーム解析29%に対し、最も大規模なターゲット遺伝子パネルで18%なることが予測された。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら...