2型糖尿病がなく、心血管疾患リスクが高い地域居住の過体重または肥満の成人128例(平均年齢50.2歳、平均BMI値37.7、女性92%、黒人37%、ヒスパニック系24%)を対象に、生活習慣介入(食事+運動)とリラグルチド3.0mg 1日1回皮下投与併用による体脂肪分布への効果を無作為化プラセボ対照第IV相試験で検討した。 その結果、中央値36.2週時のMRIで評価した内臓脂肪組織(VAT)の平均変化率は、リラグルチド群-12.49%、プラセボ群-1.63%だった(推定治療差-10.86%、95%CI -6.97--14.75、P<0.0001)。最も報告頻度の高い有害事象は消化管関連(リラグルチド群47% vs. プラセボ群13%)、上気道感染症(11% vs. 15%)だった。...
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