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米の妊娠糖尿病罹患率が全人種・民族で増加傾向

2021年8月28日  Journal of the American Medical Association

米国立衛生統計センターのデータを用いて、2011-19年に単胎児を初めて生児出産した女性の妊娠糖尿病罹患率の推移および人種・民族による差を連続横断分析で検討。15-44歳の女性1261万235人を対象とした。 その結果、2011-19年にかけて、妊娠糖尿病の年齢標準化罹患率は、全体で生児出産1000件当たり47.6から63.5へ有意に増加し、平均年間変化率は1年当たり3.7%(95%CI 2.8-4.6)だった。対象の21%がヒスパニック/ラテン系(2019年の生児出産1000件当たりの罹患率66.6、非ヒスパニック系白人に対する率比1.15、95%CI 1.13-1.18)、8%が非ヒスパニック系アジア・太平洋諸島系(同102.7、率比1.78、1.74-1.82)、14%が非ヒスパニック系黒人(同55.7、率比0.97、0.94-0.99)、56%が非ヒスパニック系白人(同57.7、参照群)だった。妊娠糖尿病罹患率は全人種・民族の部分集団および全年齢群で増加した。...